ユーザー (#2)2008年1月 Archives

<2008年の目標>

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○変化を求める。
 業務内容につき,次から次にくる依頼案件を要するに迅速に処理してきた。
ここに来て,自分から業務を生み出す,つまり,依頼を受ける前に,学び,提案をし,実践をすることができる。(やりたいことをやる,ということですね。)

 私の問題意識の一つは,高齢者へのアクセスである。高齢者の方々には,自ら積極的に将来起こるであろう問題を解決する意思が希薄である。たとえば,独居生活や痴呆が生じた後の施設入所問題等,また相続争いが目前にあるとしても対応困難であるし,悪質商法にひっかかっているにも関わらず被害意識も存しない。それ故,高齢者を取り巻く社会情勢の中で,法的対応措置が要請される。これら,行政による一律の対応では困難な高齢者個々の問題に対して,弁護士が対応すべきである。ところが,高齢者から弁護士へアクセスするなど,到底困難であり,弁護士から高齢者の方々へアクセスする道筋が必要である。そのためには,弁護士が,高齢者の方々が現在接している高齢者施設,社会福祉協議会,行政窓口との連携をはかっていかなければならない。

○楽しむ。
 子どもと楽しむ。ほんとに思うようにならない。ああいえばこういう。何度口酸っぱく言っても動かない。たたけば反動がくる。ということで,これらの反応を楽しむことにした。そう思うと,今まで自分のやってきたことがあほらしく思える。思い通りに子どもが動かないからこそ,楽しい。
 そういえば,ゴルフも同じだ。力一杯ボールをたたいたところで,ボールは林の中。数ヤード先のグリーン上にのせようとしても,ダフる。ワンクラブ内のパットでさえ,ボールはカップをなめる。だから楽しい。

○立ち上げる。
 下村博文氏(衆議院議員)の後援会を立ち上げる。
当初,高々72期を主体に,群馬博友会を設立予定だった。

 設立趣旨を話し合っているうちに,群馬出身で東京11区を母体とする下村君を,選挙区を越えて応援しようということになった。同期だけでなく,高々同窓の経済界の先輩諸氏,さらには,見返りを求めない支援者にまで拡大することだ。

 下村博文は,格差社会で教育の機会を平等に受け取ることができない子に,チャレンジする機会を持たせる社会をつくろうと政治家になった。その理念のもとに,彼の政治家としての行動がある。それゆえ,彼は,学生の中へ飛び込み,自らの政治行動につき対話し,他方で学生らを現実に政治参加させる。だから,今自分が考えているあるべき社会に自分がその一端を担うという実感を共有できる。それ故,彼の身近にいて,ワクワクする気持ちを持たせてくれる,稀な政治家である。私たちが,彼と対話する機会を得ることができれば,理性ある,政治に参加する市民となることができる。     
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