高齢者施設訪問

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 現在,A老健施設入所中の被後見人M氏の体調確認に伺いました。同時に今後の施設入所について検討するため,Bグループホームと有料老人ホームCを訪問しました。

 

 Aホームで本人と面談したところ,M氏の状況は周囲の入所者との交流も円滑にいっていることがわかり,施設担当者にもなじんでいました。体調も,総合病院から転所して以降,その体調も順調に回復しているようでした。

 

 A老健施設の医師,診療課長,支援相談員及び看護士2名と面談し,M氏の監護状況を確認しました。来所当初には,ふらつきがあり,車いすでの移動でした。食事は,自分で食べることができますが,時折ごはんで遊び始めることがあり,食事の見守りが必要でした。

 夜間一人歩きの際,ふらつきがあるので,リハビリを行っています。また,立ち上がり時に,転倒の危険性があり,足の力をつける必要があるため,座っての体操をしています。

 

  BグループホームとC有料老人ホームを訪問し,両施設の施設長K氏から,施設入所関連の説明を受けました。Bグループホームは,認知症対応型共同生活介護所であり,一般家屋を改造し,庭があり,とても家庭的な雰囲気を持つホームでした。介護者もベテランで,入所者間の関係も円満であると見受けられました。基本料金は,月9万円あるいは10万円となっております。

 

 C有料老人ホームは,新築建物で,個室・廊下・広場も広く,快適な施設でした。介護者は,若者が多く,活性化している状況と見受けられました。基本料金は,月12万1000円あるいは13万1000円となっております。

 

KC3H0616[1].jpg

 M氏は,現在の施設環境をいやがらず馴染んでいる状況が認められます。従前の一人暮らしでは,栄養状況が悪化したことから,自宅での介護よりも,施設内での介護がより良いと考えられます。

 

 

 上記2施設を訪問した結果,Bグループホームが,M氏の生活環境には相応しいのではないかと考えています。

 

 

 

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This page contains a single entry by published on 2011年5月28日 13:48.

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