弁護士業務にFP(ファイナンシャル・プランナー)の知識・視点を生かす!② ~相続案件について~

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弁護士板橋です。
先日,日本FP協会群馬支部の合同勉強会で講師をさせていただきました。
テーマは,『「相続」について考える~「争族」の現状とFPの役割~』。

最近は,「終活」という言葉が流行っており,「エンディングノート」,「遺言」,「相続」に関する書籍が多数出版されております。それだけ,世の中は人生の終焉に注目をしていると考えられそうです。FPも世の中の流れに遅れてはなりません。

さて,このブログへお越しいただいている皆様は,相続に関係する事柄について,どのような方へ相談するでしょうか?
私の独自調査によれば,まずは,「身近で相続を体験した人へ相談する」との回答が多くありました。また,個別の疑問点ごとに,役所,金融機関,生命保険会社,年金事務所,法務局等々へ連絡・質問するとのことでした。
なかなか弁護士,税理士等の専門家へ相談に行くことはハードルが高いようです。また,問題点として,専門家へ相談しても,解決できるのはその専門家が対応可能な範囲に限られてしまいます。その為,専門外については他をあたらねばならなくなります。
これは,「相続」に関係する問題が多岐にわたっているからです。
「相続」といっても,時系列で見ていくと多数の問題があります。この問題の多くは,FP資格者が関わりを持っている分野になります。
例えば…(講演資料の一部抜粋です)
FP SG合同勉強会1.jpg

相続発生前であれば,退職後に様々な問題を抱えながら,人生の終焉を迎えます。退職金活用の問題,年金の問題,介護の問題,認知症・成年後見の問題等々,それぞれの専門家は別々に存在します。
相続発生後であれば,各種解約・変更手続関係,遺産分割協議関係,相続登記関係,相続した財産の活用方法等々,こちらも各々専門家がおります。
 相続案件をトータルにサポートする為には,様々な職種の方々との連携が必要となります。

 弁護士法人龍馬は,相続問題を多分に含んだ,高齢者問題に専門的に取り組んでいる事務所です。また,複数の弁護士がFP資格を有しております。相続案件解決の為に,龍馬のネットワークを駆使し,多数の事案を解決させていただいております。
 
皆様のリタイヤ後の快適な人生の為に,弁護士法人龍馬をご活用ください。
 
弁護士法人龍馬HP http://www.houjinryouma.jp/

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This page contains a single entry by admin published on 2014年7月 8日 14:06.

福祉関係者と弁護士の連携体制について⑦ ~桐生見える事例検討会~ was the previous entry in this blog.

伝統とグローバルの間で(ロンドン視察記①)  is the next entry in this blog.

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