admin: 2013年5月 Archives

5月25日(土),高崎市市民後見人養成・支援におけるフォローアップ研修を行いました。

講師は,石北敏一医師であり,グループワークにより,高齢者施設顧問医師の立場での考え方や意見をうかがいました。

石北医師の講演内容の一部は,次の通りです。

「高齢者が、手術をするか、しないかなどについては、悩んだ方が出した判断でいいのではないか。

即決されるような場合もあるし、悩んだ末というものもあるでしょう。

その中では、悩んだ末に判断された決断がもっともよいと思います。

私は、基本的に同じ屋根の下にいる人たちが、結論を出して下さいということにしています。施設にいる人の場合でも、よくお見舞いに来てくれる人たちの方が、自らの判断を示されます。他方、見舞いに来ない人たちは、医者にお任せしますというような傾向があります。

医者としては、主たるキーパーソンをどのように見つけるかで、その人の終末をよいものへと導くことができます。

本人の生活信条などを長い間に聞いておいて、医者の判断としてどの人がそうであるか、

重大な結論はだれに任せられるかなどを、本人とのつきあいの中で見極めていきます。

医療同意書は、本人の判断能力が欠ける場合、後見人が大きくかかわる部分でしょう。

高齢者にとって後見人を持てるというのは、意外に幸せな人なのかもしれません。」

 

石北医師からの講演の後,高崎市市民後見人候補者が推薦されるであろう,市長後見申立準備の件を,市担当者から説明を受けました。そして,市民後見人の選任過程における受任調整と支援業務の詳細につき,説明を行いました。

 

本年7月から,いよいよ高崎市市民後見人が誕生する予定です。

 

弁護士 小此木 清

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