法律相談と対応(交通事故交渉編)

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〈Aさん(女性・パート)の場合〉

 追突事故に遭いました。幸い,入院するほどの怪我は負いませんでしたが,むち打ち症に悩み,病院に通院していました。シングルマザーだったこともあり,仕事を休むことはできず,無理して働いていました。

半年後,保険会社より「そろそろ治療を打ち切って欲しい。」と言われ,示談書が送られてきました。しかし,この示談書には,休業損害が計上されておらず,慰謝料も納得のいく金額ではありません。

 

〈弁護士の対応〉

 まだ痛みが残っていたようでしたので,まずはMRIを撮ってもらい,被害者請求により後遺症認定を受けることをお薦めしました(後遺症認定には任意保険会社を経由する場合が通例ですが,その場合,被害者に不利益な書類を一緒に添付されてしまう可能性もあります)。

 結果として,Aさんは,14級9号の認定を受けることができました。

 また,後遺症認定取得後,任意保険会社と交渉する中で,休業補償や慰謝料の増額も求めていきました。

結果として,示談金を大幅増額することができました。

 

 交通事故の示談交渉は,専門的知識を必要とします。

 慌てて示談する前に弁護士にご相談下さい!

 

弁護士法人龍馬ホームページhttp://www.houjinryouma.jp/

 

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This page contains a single entry by published on 2013年2月 7日 19:20.

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