12月15日以降  意見交換会後,受講者の方の感想 12/17受信分まで

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 1,見交換会で発言された方達の熱い思いが、自分も参加者でありながら伝わってきました。今後、市民後見人として活動していくのであれば、情報を得る手段としてインターネットは必要なツールになってきます。メールでみなさんと意見交換が出来たら充実した内容になることでしょう。是非、これからでも参加していただけたらと思います。

  財産開示については、当然のことと受け止めています。有資格者であっても、横領により逮捕という事件が報道されています。決してあってはならないことですが、「魔が差す」事がないように、開示により身を引き締める事は必要なのかもしれません。

  当然のことですが、事業を行うためには費用が必要となります。今後のことは予算等のことも含めて『曖昧』と説明され不安がよぎりました。

最終的に選出された市民後見人の3年後、5年後の法的なバックアップ体制はどうなるのでしょうか? 高崎市としての市民後見人に対するフォローについて、説明があれば良かったと思いました。

  最後の意見で、地域包括支援センターが現状で機能していないという衝撃的な内容、しかも福祉部長が追認し、現在改革中とのことに驚きました。前回の研修で、地域包括支援センターは高齢者の窓口として、介護・福祉・医療など総合的に支えていると説明がありました。その窓口が今後、どのように改革されていくのかアンテナを張っていたいと思います。

 

 

 

2,

初めてメールをさせていただきます。パソコンに不慣れな者で、今までメールを投稿しなったこと、多数の応募者の方のなかから、受講生として選抜していただいた者として大変情けなく思いました。今日、NPO法人あかり様のHPより、他の受講生の方の熱意や講師の方の濃やかな質問に対する返答を読み、今まで受講の度に、講師の方がHPを見てください、どのようなことでも意見や感想を伝えてくださいと言ってくださっていたことに対して、パソコンが苦手だからと、背けてしまっていた自分を恥じました。今後は定期的にパソコンを開き、確認をしていきますので、今後ともよろしくお願いします。  先日の意見交換会では、講師の方、受講生の方々の地域に懸ける熱い想いや、高崎市の高齢者、障がい者の方々に対する地域での実情を受けて、私たちは何ができるのか真剣に向き合い、お互いの見解や展望を語り合う機会となり、とても有意義な時間でした。発言することもなく、ただひたすら耳を傾けていた私ですが、今まで頑張って一緒に受講してきた方々ともっと語り合ってみたい、市民後見人についての知識や理解を一緒に深めていきたい、という想いが強くなりました。  高崎市の地域の実情をよく知り、問題を抱えている高齢者や障がい者の方々に対して尽力し、経験豊富な受講生の方々に囲まれて基礎講座を受講するなかで、人生経験の浅い私が、安心して信頼のできる市民後見人になれるのだろうか、市民後見人を今の私が目指していていいものだろうか、まだ早いのだろうか?と不安や迷いはありました。 しかし、先日の意見交換会で、その不安や迷いは無くなり、今の私だからこそ、講師の方に限らず、他の受講生の方々からも多くのことを学び、吸収できるチャンスなのではないだろうか、と希望が膨らみました。今まで共に基礎講座を受講してきた50名の受講生が、必ずしも全員が、実践講座に進むことができないのはとても残念なことです。できれば私は、皆で実践講座に進み、一人一人の受講生の方々と地域の問題に共に目を向け、市民後見人になれた暁には、私たちには高齢者や障がい者の方々とどのように向き合い、その方々のために市民後見人として何ができるのかを、共に考えていきたい、と思っています。(実施上、それは大変難しいことは承知の上ですが…)

 

 

 

3,市民後見人養成講座を受講させて戴き大変勉強になりました。
今後は地域の人達に話をして今まで得た知識を生かして少しでも貢献していきたいと思います。活動していく場合に、小此木弁護士がよくお話しされていた多くの知恵袋をバックにできたなら非常に心強い活動をしていけると思いますので任意後見人活動や地域の活動にも皆様がお互いに生かしていけると思います。そのためにもメーリングリスト者を多くした方が生きてくると思います。来年から実務に入る予定で、その場合のチームを7名をと考えているようですが実務希望者が多い場合には1チーム10名前後で考えたらより多くの人が勉強になる機会がふえるかと思います。

 

 

4,15日の意見交換会を、一聴衆者となってしまった理由を考えてみました。

みなさん、しっかりした信念をもたれていて 後見人として誰かのために役に立ちたいという思いがひしひしと伝わってきて、とても口が挿める状況になかった。と、自分に言い訳をしました。

聞いていていくつか疑問に思えるものもありました。

3番目の「知識や経験、ノウハウ」を生かす場合、コンサル的な生かし方ならよいでしょうが、仕事までするとなると入札制度を採っている市としては、待ったをかけるのではないかと思いました。

介護制度についても、支える若い世代の支援が手薄なままに 高齢者ばかりに手厚いのも、片手落ちなのではないか?とも。

いま早急に支えを必要としている人たちのために、熱意をもっている受講者を活用してほしいと願う。

 

 

 

5,地域における福祉活動の現状や、福祉行政や介護保険制度に対する苦情等が多かったように感じました。

地域の現状の意見では、区長や民生委員に対して受講生が行っている介護予防サポーターやオレンジボランティアとが良好な関係が築けていないという指摘があり、行政側からの指導を期待するものだったと思います。

 福祉行政や介護保険制度に対するご意見がありました。介護支援員として介護サービス利用者の事を真剣に考えていらっしゃることが、その語り口から推察されました。現在の制度が利用者本位になっていない事に対する不満や、改善を望む声だったように聞かせていただきました。

 

 

  

6,認知症・障害者の内容は新鮮でした。テレビ等で多少の知識はあったつもりでしたが初めて聴く言葉もあり今後認知症の知識を深めるきっかけになったと思っています。

税務申告・家族法・財産法・市町村責任・生活保護・地域福祉等の後半については、家族としての体験や知人・顧客を通じての知識(確定申告・相続・母親の介護保険申請・知人の自己破産や倒産・生活保護生活・障害者(車椅子)とのお付き合い・怪我で入院した知人の介護保険申請・デイケアサービスに通うまでのサポート等)がきちんと整理されました。今後はより丁寧・迅速に困っている人にきちんと説明し、しかるべき窓口につなげて行くことができると思います。

 後見人制度については制度としての知識と、今後目指すシステム(目標)が混同して説明されていることで、理解することが難しくなってしまったと思います。具体的な知識は今後深めることと割り切り、現時点での私の理解では次のようになります。

私個人の契約業務を行うのと同じレベルで、被後見人をもう一人の私と置き換えることで対応できればよいと思います。身体的条件・生活環境・財産等が全く異なるもう一人の自分がいる。そのもう一人の自分が楽しく生活できるように行動することだと思います。サポートしてあげるのではなく、自分に置き換えることのできる能力が必要と思います。

講義の中で盛んに強調されていたことに“気づき”ことがありました。サラリーマン時代に“KY運動”・“ヒヤリハット”がありこれと広い意味での同義として受け取りました(危険予知:KikenYochi)。“見えている状況”からその背景を含めた“見えていない状況”をあらゆる角度から想定することはマニュアル化できないアナログの世界が多数あります。失敗を共有する場が必要です。失敗のデータ集は今後活動が展開されるネットワークの目的に取り入れていただきたい分野です。

参加者の中に介護業界の方が多いと自己紹介のときに感じました。介護業界のノウハウ・知識が後見人のそれと重なることが多いので、作業効率の面からは好ましいといえるかもしれません。しかし私は少し違和感を覚えます。原発推進部門と原発監視部門がひとつの部門にあることはいけなかったことです。介護業界の知識を持った第3者の監視役的な目線が必要の印象があります。そうした目線では、即戦力となる後見人は介護業界経験者で業界から離れている方となります。民生委員等、現場でがんばっている人たちを横から支えられる人たちがチームを作れたらよいと思います。

社会福祉協議会の説明がありました。今までの私は介護業界を食い物にしている悪い印象しかありませんでした。食わず嫌いで仕事を知ろうとしていませんでした。ちょっと反省です。一度事務所を訪ねてどんな仕事をしているのか知る必要を感じました。

 

 

 

7,今までの講義を振り返って、市民後見人の責任の重さや執行の難しさを知りました。

 大切なのは、自己決定権の尊重と本人保護の調整、虐待等の小さな変化に気づき専門職へつなげていくこと、後見人にできることとできないことの見極め、等々。頭で理解していても、実際に直面した時に、しっかりと対処していけるのだろうかと不安にもなりますが、NPO法人あかりや弁護士法人龍馬をはじめ、しっかりとしたネットワークを頼りにできることが、とても心強いです。

 今後、ますます高齢者の人数も増え、市民後見人も不足していくと思います。もし、時間的余裕等の理由により、この講座での最終段階で、市民後見人候補者に登録されなくても、メーリングリスト等で、選任された後見人さん達と情報交換や意見交換をし続け、何らかの形で、少しでも高齢者等や後見人のお役にたてればと思います。

 

 

 

8,今までの講義で沢山の事を学ばせて頂きました。東大の講義では ここまで一つ一つ詳しいことを学ぶ事はありませんでしたので大変勉強になりました。今日の意見交換会でもホームページの中の感想を読んでも皆さん素晴らしい方々ばかりで毎回驚いております。私の未熟さを痛感するばかりです。今回これで2回目の選別になりますが 最終的に10人の中に選ばれなくとも 実習は 是非とも受けさせて頂けたならと思っております。東大での実務で自分の住んでいる地域での聞き取り調査をしましたがまったく市民後見人の事を理解していない方々かほとんどで アンケートにすら 解答を頂ける事もなく終わってしまいました。実際の施設での現状を肌に感じる事が出来れば と思っております。

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This page contains a single entry by published on 2012年12月17日 17:46.

12月14日迄  意見交換会開催に向けて,受講者の皆さんの感想 was the previous entry in this blog.

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