受講生の感想 その3

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1・基礎研修の5回に参加いたしました。1回目から講師の方から市民後見の人の適正について、様々な問題を被後見人の方の立場にたって、柔軟に対応出来る事が必要であり、それが出来る人材が、求められているとの話がありました。

講座の内容も4回、5回目に後見人の実際の体験したお話があり確かに、様々な問題があり、それは、決まった答えが有るわけではないことが、よく伝わってきました。

後見人の仕事は、被後見人のために、よりベターな方法を考えて行く事ではないのかと、今は思っております。

 

 

 

2 ・第2回目の自己紹介で、介護関係の職に携わっている方が多く、すでに専門知識がないと難しいのではないかと心配していました。

私自身、家族としての実体験はある程度あるものの、介護にかかわる仕事ではありません。

しかし第5回目の講座で、相手の立場に立って、いかにその方の気持ちを大切にして対応できるかが必要だと再認識できました。

専門的なことに対応できる方々が後ろに控えていてくださるので安心です。

もちろんこれからも、この講座を通してたくさんのことを学ばせていただきたいと思います。

 

 

 

3 ・毎週の講座、大変興味深く受講しています。

法律や福祉の知識がゼロの状態では後見人は難しいな、と思うのが正直なところです。

しかし、先生方が仰る「気付く事」そしてそれを「問題」とみて「報告、相談する事」は知識のない私にでもできる事だと思いました。

遅れを取らずについて行くのに必死ですが、人と人とのつながりが一番大切だ、という事を忘れずに、積極的に前向きに受講していきたいと思います。

 

 

 

4 ・「高崎市による」市民後見人養成事業並びにその後の支援、監督体制とそれを受託された「あかり」のネットワークのこれからのお話を聴き、「一応市民に声を掛けて勉強の機会は与えました」的な玉村のような失敗事例のように(玉村もそんな想いではなかったとは思いますが)通り一遍の施策ではなく、「超高齢化社会をどうやって皆が安心して幸せに暮らしてゆけるか」を市民の問題として真剣に捉え、本気で市民後見人制度を定着させる、根付かせようとしている関係者の皆様の本気度を感じると共に、ここで学ばさせて頂いている自分も生半可な想いではこの仕事は受けられないと更に自分は何で貢献出来るのかを考えなければと背筋が伸びました。

  また、他自治体でもまだ取り組みが少ない中での走りながら取り組む「開拓精神」も失敗を恐れて前例を気にしながら仕事を進める所謂「官僚」的ではなく凄い取り組みなのだという事が改めて認識できそんな高崎に暮らしている事を誇りに思いました。

 

受任に関して、

可能事案や不適切事案とか基準があっても人の長い人生の終末をご一緒させて頂くわけですから,何が起こるか判らないのがこの任務なのだろうなあと想像してしまいました。

  確定申告の代理人ではなく「納税者本人と同義」との説明には,その責務の重さに唖然としてしまいました。

毎回、後見人制度の素晴らしい制度なのだけれども,運用次第では、或いは人選次第ではとんでもない制度にもなりかねないとの思いを強くし、「果たして自分はどうなんだい?」と自問する日々です・・・。

一人では本当に重圧で潰されてしまいかねないですね。だからこそ高崎のように様々なプロによるチームのサポートが必要なのですね。よく理解できました。

 

 

 

5・ 小此木先生に、講義の最後の方で話していただいた、市民後見人バンク登録者になれなかった人財の活用が可能であることを知り、万が一、選ばれなくても、高齢者の役に立てる道が残されているのは、うれしく思いました。

また、後見人には、税務申告等の業務もあることがわかりました。毎回毎回、発見の連続です。まだまだ、勉強しなければならないこと、知らなければならない事がたくさんあるようです。

 

 

 

6・ 第4回,第5回と,事例を交えた講習でとても分かりやすかったです。やはり後見人には幅広い知識が必要であり、また色々な角度からの視点・気づきが大切なんだと改めて感じました。

母が入院し、何から手をつけてよいのか不安ばかりの毎日でした。とにかく情報が欲しい、勉強しなければという思いで毎週通っています。また、誰かに話を聞いて欲しいと思うこともあるので、家族にも耳を傾けてくれる後見人がいて欲しいし、そういう後見人になれるように日頃から心がけたいと思います。

高崎市は高齢者福祉にも前向きに取り組んでいることも知りました。私が勉強したことを家族や地域の皆さんのために少しでもいかせたらと思います。

 

 

 

7 ・ 基礎研修の第6回が終了し、初めてメールをさせていただきます。

 オリエンテーション以来、本養成講座の進め方に一部疑問を抱きつつ受講してまいりました。 福祉関係業務を職業とする自分にとって、以前から成年後見制度に興味を抱き、県社協 主催のセミナーには毎年参加するとともに、玉村町の市民後見人のセミナーにも参加しなが ら地元での養成を期待してまいりました。上毛新聞で高崎市で市民後見人養成講座が開催されることを知り、広報掲載を心待ちにし喜び勇んで応募しました。

  先が見通せない中で、毎週2時間受講してきましたが、第2回終了時にケーススタディとし て宿題をいただいてから、勉強が地に足が着いて来たという実感が湧きました。

  また、第4回でのデジタル紙芝居は、市民後見人の業務を理解するのに大変役立つと ともに、感銘を受けました。さらに第6回の小此木先生の講義では養成講座を受託した責任者としての覚悟と市民後見人を地域に浸透させるという使命感を感じました。またその為のサポート体制を構築されており、これまでの不安感を払拭することができました。

  まだ基礎研修の折り返し点ですが、後半の講義が楽しみなってまいりました。期待される市民後見人を目指して頑張ります

 

 

 

8・ 市民後見業務ケーススタディの課題は,難しい点もありましたが,私なりに考えました。解説を読んで,後見制度の奥深さに圧倒されました。また基本理念,「愚行権」「被後見人の保護」などについて教えていただき,自身の価値観を押しつけず,「声なき声」を聞くことが大切と理解しました。

小此木先生の「介護福祉経営士テキスト」の序論に「手紙~親愛なる子供たちへ」の歌詞が抜粋されています。実際に超高齢の親を介護しているいる今は,ずっしりと胸に響きます。この詩に書かれた「老いの哲学」に泣けてくるのです。まさにキーワードは「高齢者の尊厳」そのものだと思います。また,デジタル紙芝居で見せていただいた,後年人の仕事の様子も大変参考になりました。思わず「12人の成年後見人」を予約してしまいました。

 

 

 

9・  実は本人は、財産管理・身上監護とともに死後の事務をして欲しいと云うのが本音だと思っておりますので。

 

 

 

10・ 私は、以前に申し上げました通り微力ではありますが人を支えられるような仕事をすること

によって、お世話になった方々に恩返しをすることができると考えております。従いまして、結果

後見人として選ばれなかったとしましても、本講座で学びました知識と今迄の経験を活かして

地域に貢献してまいりたいと思っております。

 もし、(a)ネットワークへの参加及び(b)法人後見支援員としての登録を許可頂けるもので

あれば是非とも参加させて頂きたくお願いします。

 法人後見は、独立して市民後見人を行うよりも本人に対する後見業務を継続的に行う

事ができ、また組織として管理監督出来ますので、本人にとっては良い事だと考えます。

後見人が病気、死亡により後見業務が出来なくなった場合に空白が出来ず即代わりの後見人が

対応出来ると云う大きな利点があると思います。

 成年後見人に求められる知識は、専門的知識までは求められないが、法律・福祉・年金・

金融等幅広い知識と実務対応力、そして福祉関係者等とのコミュニケーション力が必要だと

考えております。これらは確かに一人では遂行出来ません。其々の強みを持った人々と連携できれば、

大きな力となります。

 本講座が進むに従って成年後見人と云う仕事は大変厳しく責任の重い仕事であると

云う事が分かってまいりました。もし上記(a),(b)に参加出来なくとも、本講座終了後、

出来得るならばこの大きなネットワークを活用させて頂き、地域で貢献してまいりたいと

考えております。

 

 

 

11・ 本事業のサポート体制が示され,流れがよく見えてきました。この事業はNPO法人あかりと弁護士法人龍馬の,ゆるぎないバックアップ体制のもとになりたっていることがわかり,大変心強く思っております。本事業を成功させるためには,高崎市からNPO法人あかりが品川区などの先進地域と同様に,十分な支援を受けることができるかどうかが,重要なポイントであると理解しました。私はここで改めて,本講座を開設するに当たり,市の福祉部長さんがお話しされたことを思い出しました。福祉部長さんのご尽力により,本講座が異例の早さで発進できたということです。また,レポートを提出して選ばれた私たち50名の受講生を「高崎市民の財産」であると言われました。私はこの言葉に励まされ,勇気づけられて,全国でもまれな取り組みに自分が関われたことに喜びを感じるとともに,ぜひとも本事業を成功させるお手伝いがしたいと強く思いました。本事業を先進地域にも負けないようなモデルケースとして発展させるためにも,引き続き市のご支援を期待しております。

今回はa,基礎講座修了者のネットワークへの参加 b,実践講座終了者を対象とした法人後見支援員としての登録といった,本講座を受講した「人財」の活用法が小此木先生より投げかけられました。私はこの提案に大賛成です。本講座を通して培った高い意識と様々な知識を,机上の空論とはしたくありません。小此木先生がブログに書かれているように,チーム後見のメンバーであるという自覚を持って,講座を修了した後にも熱い志を忘れず,地域社会の皆様のお役に立たせていただきたいと考えております。

 

 

 

12・ 第6回を受講して、市民後見人は様々な体制でサポートされていくのだ、ということがよくわかりました。
NPO
法人あかりの支援の後は高崎市が支援予定とのこと。常に相談できる窓口があるというのは安心して活動できると思います。
ただ、これだけの体制が整いはじめているのに反して、世間の認識が低すぎると思います。
なにより、この講座を受講する前の私は「後見人」という言葉自体知りませんでした。
また、私の親や親類、周りの友人等に聞いてみたところ、残念なことに知っている人はいませんでした。活動内容を説明すると、財産管理を他人に任せるのは不安、という声が圧倒的に多かったです。
活動する体制は整っている、しかしニーズは本当にあるのだろうか、と考えてしまいました。
6
回の講座を受講し、後見人についての知識を身につけた今、私にできることは「後見人」という人がいるということを知ってもらい、少しでも興味をもってもらえるよう、周囲の人に話していくこと。

私が学生の頃には「ヘルパー」や「介護士」といった名称を聞くことはほとんどありませんでした。しかし今はすっかり浸透し、知らない人の方が少ないのではないでしょうか。「後見人」も「ヘルパー」や「介護士」と同じように早く周知される日がくるように、今できることをしていきたいと思います。

 

 

 

13・ 第6回の講義を受け、市民後見人としての活動や考え方について具体的に理解できました。

そして、ますます興味が湧き意欲が出ました。

引き続き今後の講義に期待します。

 

 

 

14・ 先日の講義の際、小此木先生より, 市民後見人養成基礎講座を受講後のネットワーク化について

 意見を聞かせて欲しいとのお話がありました。 この件については、是非ネットワーク化して頂き,市民後見人として登録不可であっても, 困難事例に直面した際、多方面からの参考意見として情報収集してはどうかと思います。 勿論、個人情報等の観点から希望者のみでも良いのではと思われます。

 

   追伸

   1013日開催時、清水敏晶先生の お勧めである本「12人の後見人」を早速購入し、興味深く拝読させて頂いております。

  

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

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This page contains a single entry by published on 2012年11月12日 13:24.

市民後見人養成事業に対する,中間的報告  小此木清 was the previous entry in this blog.

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