受講生の感想 その1

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弁護士おこのぎです。

高崎市市民後見人養成講座を受講されている皆様の感想を掲載しました。

皆様とても熱心です。

1 土曜日の2時間を大切に学び地域社会に貢献できるよう、がんばりたいと思います。次回も楽しみにしております。

2 市民後見概論は、今まで漠然ととらえていた高齢者の尊厳について改めて考えながら受講できました。小此木先生の「被後見人の立場に立ってまず考えることが大切、本人の意思を尊重する。」本当にその通りです。善意の押しつけではなく、相手の立場になって考えることを普段から身につけたいと思います。認知症の理解は、大変勉強になります。今春、実母がアルツハイマー型認知症と診断されました。本人以上に娘である自分がショックを受けてしまいました。今後の母の姿を想像しながら、福島先生のお話を聞いています。前回の自己紹介で、圧倒された面もありますが、自分なりにこれからも頑張りたいと思います。

3「質問」昨日の講義を受けての質問があります。「自分の意思を持てない方々の為」の後見人制度という原理原則はよく判りますが、一方で、出来る限りその人の「意思を確認」しながらそれに基づいた判断をするとの事でした。なんか矛盾を感じてしまいました。意思を持てない方々の意思をどうやって確認するのか?その方法論はどうするのでしょうか?経験を積むとその方々の表情や態度や様々な勘所があるのでしょうか?ちょっと表現がしずらく勘所と使ってしまいましたが質問の意図を汲んでいただけたら幸いです。

4 10/6 3つのケーススタディの学習を終えて後見人=意志判断ができないことばかりではないこと、愚行権=人間の生活において、必要と判断される行為を行う権利。会社の業務なかで「後見人が必要とされる状態になること」は判断能力がなくなるということと捉えていたので、意志判断できても後見人が必要となるということが新鮮な驚きでした。考えてみれば、当然で意識があっても身体が動けない状態の人も存在するわけで、これは大変!と思いました。私が考えている以上に後見人が必要としている人がいるということですね。きちんと勉強しなければと思いました。愚行権も初めて聞きました。これから知らない言葉が沢山でてくるのでしょうね。脳ミソを覚醒化させる良い機会!なので、何とか気合で乗り切りたいと思います。

5 本講座を受講し、まだ始まったばかりですが、後見人制度の重要性と大変な仕事である事を痛感しています。私の業務も、後見人とは違いますが、やはり、認知症等判断能力の不十分な方や、家族に問題があり、本人の望むような生活のできない方の支援をしています。自分の業務を通じても、この市民後見人講座は大変有意義であります。現在も実務の中で、改めて考え直し、支援の方法や方向性の修正をしています。もし、私自身が市民後見人として活動できる様になった時には、自らの判断で全てを行う、と、いうような考えでなく、あらゆる社会資源を有効に活用し、それをどんどん繋げていき、被後見人の方がどちらを向いても安心して暮らせるよう、私自身も社会資源の一部になって活動していきたいと思っています。まだ講座も始まったばかりですので、今後本講座が進むにしたがって、私でもできるかどうか、私自身も問い、また、先生方にもしっかりと見定めて頂き、社会資源の一員になれたらと思っています。講師の先生をはじめ、多くの関係者の方々に支えられ、本講座を無償でご提供頂いていることに深く感謝をしています。今後もご期待に沿えるよう、しっかりと勉強していきたいと思っております。

6 周りをぐるりと見渡しただけで、後見人を必要としていると思われる方の多さに改めて気付かされています。もっと勉強して、しっかり対応できるようになりたいです。

7 このような勉強会に参加するのは久しぶりで、学生気分を味わっています。一週間があっという間に過ぎてしまい、日常生活にもメリハリが出来てきました。1013日の二回目の講習で自己紹介がありましたが、以前一緒に働いていた方がいらしたので『人との繋がり』というか『縁』を感じました。12月までの基礎カリキュラム講座では、受講者の皆さんとの繋がり・御縁を大切にしていければと思います。講座は大変解りやすく、進路速度もちょうど良い速さだと思います。認知症の種類についての対処方法の講義がありましたが、祖父母や叔母の様子と重なる事があり声掛けの仕方とかどのように対応したらよいか対処方法なども解りました。講義を受けるごとに自分の知識を深められたらと思います。

8 実体験としましては、認知症の実母や、高齢の義母を抱え、それを取り囲む人々との問題などで様々な経験をしてきたつもりですが、まだまだ分からないことがたくさんあると思います。今回、講座を受けさせていただくこととなり、更に勉強をさせたいただき皆さんのお役にたてることができたらありがたいと思っております。

9 受講についての感想についてですが、なかなかわからない分野もあり、物凄く大変な講座だと思いました。それと、ケーススタディについては、自分の考えとをと言うことかと思いますが、正直分かっていないことに対し、考えをと言われてもあまり答えようがなく、少し疑問に感じております。なんとか頑張って勉強して行きたいと思っておりますが、ただ漠然とやって下さいと言われても、この先どうなるのと不安になる事もあります。

10 熱心な講義ありがとうございます。NPO法人あかりのHP、拝見しました。特にQ&Aは参考になりました。

11 テキスト等広げながら講義である為、3人で使用するには席が狭いと感じました。ただ2時間であり我慢出来る範囲内かとも思います。聞き取り易いペースで講義して頂けたので良かったです。

12 本講座では、色々と困難な問題があることを教えて頂きました。やはり本人の自己決定権につきましては、大変重く難しい問題だと感じております。特に事前指示がなく、又親族がいない本人の意思をどのようにして確認すればいいのか。医師、その他関係機関との十分な連携が必要だと痛感いたしました。同時に意思表示が出来ない本人に対しても十分に説明し、本人の思いを推測しなければなりません。その人の人生を理解して本人の意思を読み取り、わずかな反応も見逃さず本人の思いを汲み取っていく事能力を備えなければなりません。本人は説明を十分に理解しているかも知れないからです。営業活動で相手のニーズをつかむと云う事があります。ただ闇雲に売り込むだけでは物は売れません。相当強力なブランド力を持った商品、極端に安価でしかも品質が維持できている商品は別ですが。売り込む対象企業の営業方針、経営状況、競争関係、消費者ニーズ等を調査し、対象企業が求めているものを推定します。次に攻略方針を立ててプレゼンテーションを行い売り込んでまいります。提案した内容が相手の企業の求めているものと合致すれば営業はほぼ成功です。本人の意思を読み取り、思いを汲み取る方法の参考になると考えます。「認知症の理解について」で様々な認知症の原因と症状があることがわかりました。今、心理士の勉強をしておりまして、本講座の理解促進に役立っております。

13 Q&A3(チーム後見)を拝見致して思いました。市民後見人候補者として名簿に載せる際、予め2~3人のチームを組んでおき、後見人をチームとして、裁判所に選任してもらう方法も考えられるのでしょうか?様々な得意分野での経験値を生かし、後見業務の方向性も合議でき、また、お互いの監視も可能になる。各後見人の後見業務も分散・軽減されるので、チームの兼任もあり得るのかと思います。ただ、後見人同士の意見の食い違いや、性格の不一致も問題になり得ますが。

14 認知症の原因から分かりやすく説明して下さるので超初心者でも興味深く受講できていると思います。

15 私にとって初めての分野であり、講師の講義も丁寧で分かりやすいので、感謝しております。特に、9月29日の自己紹介では、大変すばらしいキャリアの持ち主が多く、感激しました。私は、他の受講生の皆様のように、福祉分野での経験がないので、全力で取り組んで参りたいと考えております。

16 講座が始まったばかりで、私としても暗中模索的な部分もありますが、これまでの講義の中で小此木先生や福島先生が、超高齢化社会に対する社会的な対応が、不十分だとあせりを感じておられる様子が良くわかります。日本人なので、法律や制度により、いろいろと制限をうける状況はよくわかります。ただ後見人を必要とする方も、後見人となる方も、同じ人間です。是非、暖かい人間性のある方を、この講座で育成していっていただきたいと思います。  

17 毎回、講義を聞くたびに、高齢者の直面する多種多様な問題の多さ、重さを認識させられ、身の引き締まる思いです。後見人の「良かれ」と思って行った安易な行動が、高齢者本人や家族及び高齢者を取り巻く社会全般に大きな影響を与えることを常に考えなければならないと思いました。これからも、貴重な講義を大切に受講し続けたいと思います。

18 社会福祉士の資格の学びをさせていただいておりますが、学べば学ぶほど、逆説的に社会福祉士の資格だけでは足りないと感じており、今回の学びに期待しております。

19 皆さん多種多彩な方ばかりで、これからの講座が より 楽しみになりました。一気に沢山の方々と知り合いになれることに 感謝です。できれば 名札を用意して頂けると嬉しいのですが、お話しをする時には相手の方のお名前を認識しながらの方が親近感を持つことができると思います。

20 未知の講習を4時間受講しましたが,対象者の立場にまつわる諸事項を詳細に講義されている印象を受けています。内容は専門的であるが,補充説明で理解しようとしている状況です。

 

 

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This page contains a single entry by admin published on 2012年10月23日 16:33.

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