2012年6月 Archives
帰ってきて2か月ほどが経ち,MaligayaHouseでお世話になった河野さんのフェイスブックで,アジアモール(メトロ・マニラにあるメガショッピングモール)にユニクロの店舗が開店したことを知りました。
私たちが,アジアモールを訪れた頃はまだ開店準備中(写真上)でしたから,いよいよというところでしょうか。
ちなみに,ユニクロの商品の価格は日本での価格とほとんどかわらないようです。フィリピンと日本との物価の差は年々小さくなっているのではないでしょうか。
以下,続く‥
弁護士板橋です。先日、群馬県が主催し、群馬県社会福祉士会が委託を受けて開催している高齢者虐待対応現任者研修において、高齢者虐待防止法の講義をして参りました。皆さん大変熱心に講義を受けてください、ついつい熱が入りすぎてしまった感があります。講義を受けていただいた皆様大変お疲れ様でした。
さて、平成18年4月1日「高齢者虐待の防止、高齢者の擁護者に対する支援等に関する法律」(高齢者虐待防止法の正式名称です)が施行され、早6年が経ちました。高齢者虐待防止法が、国、都道府県、市町村に様々な責任を課し、また権限を与えることにより、様々な施策が打ち出され対応が急がれてきました。しかし、おそらく世の中の認知度はまだまだ低い状態であると思われます。これからも様々な形で啓蒙活動が必要でしょう。
高齢者虐待防止法の目的は、虐待を受けた高齢者を保護すること、養護者(高齢者の世話をしている人)による虐待防止に資する支援をすることによって、高齢者の権利利益を擁護することにあります。
ごくごく簡単に言えば、高齢者も、高齢者の世話をする方も、幸せな生活を送れるようにしましょうということです。当たり前のことですが、当たり前のことが出来ていない社会にあるからこそ、法律による規制、制度化が必要となっていると思われます。
人間誰しも年を重ねれば老いていきます。その時に、幸せで快適に生活が出来るようにするためにも、高齢者虐待防止法の理念・制度が浸透することが必要です。
群馬での快適な高齢者生活が送れるように、これからも高齢者福祉に携わっていきたいと決意しております。
*高齢者虐待防止法の中身については、今後ブログで解説していきたいと考えております。
弁護士法人龍馬HP http://www.houjinryouma.jp/
私たちは,フィリピン視察3日目に,MaligayaHouseに訪問しました。MaligayaHouseというのは,「特定非営利法人JFCネットワーク」のフィリピン現地事務所のことです。
そして,JFCネットワークとは,1980年代から増加してきた日本へ働きにきたフィリピン人女性と日本人男性の間に生まれた子ども達のうちで,日本人の父親の育児放棄などにより,精神的・経済的に苦しい生活を余儀なくされることになった子どもたちやその母親の人権を守る活動をする目的で設立した市民団体のことです。
MaligayaHouseでは,直接に母子からの相談を受け,母子への精神的・法律的なカウンセリングや奨学金支援,母子のために日本語教室も開いています。
以下,続き‥