広告の話
新規事業の立ち上げ,ネットワーク作り,新事務所の建築,などなど。
事前指示と任意後見と遺言の三点セットによる新規事業の立ち上げは,一方で先駆的な事業と囃されるが,巷で高齢者問題が取り上げられるほどには,需要が見込めない。なぜなら,高齢者問題は,福祉的色彩が強く,費用を払ってまで,上記事前指示や任意後見を利用することが今までになかったからである。一般に弁護士は敷居が高いと言うが,それはとりもなおさず,費用が高いと考えられたからである。
そこで,冊子代500円を支払えば,無料法律相談が受けられるとの広告をする予定である。冊子の中身を読み込んでもらい,新事務所の方針を理解してもらう。そして,当事務所を利用してもらえば,広告の意味がある。
広告も,当事務所にとってははじめての試みである。
新事務所建築というハード面にとどまらず,いかにして顧客の期待に応えられるかに関するソフト面を充実させたい。そしてそのソフト面は,顧客案件を多数取り扱うという経験値を積むことにより,培われるものである。
それゆえ,この広告により,どっと相談が押し寄せることを期待したい。