小冊子をつくっています
今まで作成した講演資料をもとに,やっと著作への第一歩です。新事務所への導きとなる小冊子の予定です。
表題は,「熟年者・おひとりさまへのお守り(仮称)」です。
内容は,①事前指示書,②財産管理,③任意後見,④遺言,これらを包括するホームロイヤー契約を柱に,成年後見,高齢者の消費者被害・虐待,リバースモーゲージ,信託など説明するようにしたいと思ってます。
法律問題はどうしても要件の説明のため冗漫になりがちです。あえて,ポイントのみわかりやすく,図示化して記述します。
熟年者から高齢者へ人生が流れていく以上,今,考えておかなければならない問題でしょう。その問題解決の提示の中で,楽しく人生を生きる姿を見いだすことができれば幸いです。例えば,「事前指示」には,単なる延命治療の拒否ではなく清潔で快適な生活を営むという目的があります。身体的に外出が困難な状況に至ったときには,「財産管理」や「日常生活自律支援事業」の利用。そして,「任意後見」により,元気なうちに弁護士と契約し,認知症が生じた後,高齢施設への入所契約など打ち合わせし手続きしておく。さらに,遺された家族が争族とならないように「遺言」が必要。高齢になって消費者被害や虐待にあわないように,トータルな形でホームロイヤーを身近に確保しましょう。
以上が,『弁護士法人龍馬ぐんま法律事務所』を紹介する小冊子の内容となります。