2010年4月 Archives

  群馬弁護士会にて,4月16日遺言の日(本来は4月15日)法律相談をした。前々日に新聞報道され,即日12組の予約満杯となった。さらに2組は後日の法律相談であった。 個人の財産管理については,適切な相談先さえあれば,専門家の助言を得たい案件なのだろう。今回は無料の法律相談であったが,有料であったとしても気軽に相談可能であれば,潜在的需要は相当程度ある。私はこの日,相談担当者となる弁護士の方々に,事前の法律相談知識を整理するための「遺言・相続」を講演した。


 ところで,高崎市郊外の弁護士法人龍馬「ぐんま法律事務所」も屋根が葺かれ外形ができてきた。室内はバリアフリーであり,空間にも余裕がある。7月1日業務開始予定に間に合いそうである。今までのように,裁判所近くに事務所を構えるのではなく,車社会の群馬において,駐車場を広くとり,アクセスしやすい郊外であっても,法律事務所として成り立つであろう。ぐんま法律事務所が取り扱う高齢者問題業務としても,個人の財産管理に対する認識が高まっているから,一定の需要があると考える。   ただ,いかに市民の方々にぐんま法律事務所が高齢者問題を扱う事務所であることを知っていただくかである。新聞による広報と人伝によるアクセスの両輪につきる。残念ながら今,文書を書いている手段,つまりブログや,HPでは,まだまだ,伝達手段として弱い。少なくとも高齢者にとっては触れることの少ない伝達手段である。

 ぐんま法律事務所開所によって,市民が遺言の日法律相談を受けられたように,市民にアクセスしやすい相談場所と必要な情報を提供したいものである。

 尚,HP上における「遺言・相続」は,上記講演の資料であり,市民にとって財産管理のための必要情報である。

        http://www.okonogi.jp/ppt-yuigon.souzoku.files/frame.htm

 

土佐にて

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 3月,高知龍馬空港に降り立った。龍馬に会うためである。
高知県内,龍馬一色であった。空港内はもちろん,バスターミナルでも,高知駅でも。
 市内には路面電車が走り,道幅は広い。ただ,道沿いのテナントビルには,「空き」の張り紙多数あり。高知にとっては,龍馬景気で地方の不況を吹き飛ばしたいのであろう。
 土佐は山が迫った狭溢地である。桂浜の龍馬像は太平洋の先に目を見張る。
龍馬生誕地から,幕末における龍馬のいきざまを改めて追ってみた。その土地合いは,龍馬の生きた時代をそのまま引き継いでいるようである。  
 土佐では,龍馬の手紙を多数見た。手紙に龍馬が写されている。龍馬の思いや叶えたい目的やそのときの問題解決案がそこにあった。