おしつけない
知らず知らずのうちに,上からの物言いになっているようだ。
確かに,法的手続や相談案件に対する判断につき,経験から結論がわかるようになってきたためか,
おしつけるような物言いと受け取られることがあるようだ。
しかし,つねづね反省し,このような対応をすることなきよう気をつけてはいる。
それでも,慢心しているのでしょう。
短い人生の経験から,人や物事に対し,「たいしたことないじゃないか」
と思い始めている。
思うに,対象を見る目のおきどころ,-言い換えれば,どこに価値をおくかによって,
人や物事が安易なものか,奥深きものなのか,判断が変わってくるようである。
今,せわしく時を過ごしているため,物事を単純化しようとしている。
人や物事が安易に見えるのは,自分の心の鏡にすぎない。
より配慮を働かせれば,多角的視野から人や物事を見ることができるはずだ。
多忙な折であっても,心を平静に保ち,時に流されない自分となろう。