上毛ローン債権者破産申立
8月8日,前橋地方裁判所高崎支部に,上毛ローンに対する債権者破産申立手続きをした。前日から,同支部書記官には,同支部において手続きを進めるよう努力をしてもらった。結局,東京地裁へ移送されてしまった。多数の債権者の必要性からではなく,ただ,業務処理(債権者数500超)のためだけで,現地と関わりのない東京へ本件は移されてしまったのである。
今後,上毛ローン管財業務がどのように進展するかといえば,弁護団が問題としている,約12000人の取引履歴が利息制限法による引き直し計算がなされないまま処理されてしまう可能性が高い。さらに,現在債権回収中の資金につき,第三者名義に移されつつある構造も浮かび上がってきている。早期に公正な処理が求められる。