2007年11月 Archives

高齢者問題

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日弁連の高齢者委員会の委員であり、群馬弁護士会高齢者・障害者支援センター委員長として、認知症への理解、終末期医療、後期高齢者医療費問題など、学び、かつ実践中です。実を言えば、我が身のことでもあり、身近に感ずる一方、特養ホームでの風景にかすかな悲哀を味わっております。

今般、高齢者問題に対する講演も間近に控え、その多様性につき、自分の知識があまりに微少であったことに気づかされました。多くの人もまた、自身のことであるにもかかわらず、触れず、遠回しにしている状況ではないでしょうか。

やはり、自分のこととして捉え、実践していく必要性があります。
今回の講演では、聴取者が高齢者に直接携わっている方々ですので、自分の問題意識をぶつけ、その反応を見てみたいと考えています。従事者にとっても、解決できない問題をおきざりにしながらも、時だけが過ぎていく(死)ことによる日々でしょう。

さて、私にとって、このような感性を具体的問題に表現し直す作業が今後の課題です。「法律問題をわかりやすく」欄に上記課題を提示していきます。